【Blog】 カンボジアのお薬事情

本日はカンボジアのお薬事情についてのお話です。

みなさん、たとえば入院中に医師から「薬を自分で買ってきてください」なんて言われたら、少しびっくりしますよね。
日本では当たり前のように病院から薬が処方されますが、カンボジアの国立病院では、処方頻度の低い薬や高価な薬は病院においていないことが多くあります。

じゃあ、病院にはない薬を使いたいときはどうするの?
患者さんの家族に処方箋を渡して、街の薬局で購入してきてもらいます。首都プノンペンでしか購入できない薬も多くあり、薬を買うために1日かがりというケースもよくあることです。

さらにカンボジアでは、薬事法や販売に関する規制が緩く、医師からの処方箋がなくても、薬局の窓口で薬を購入することができます。麻酔などの取り扱いに注意が必要な薬や、副作用が強い薬も購入することができてしまいます。
村の薬局では、生活雑貨と薬が一緒に売られていて、薬剤師資格を持っていない一般の店員が薬を販売しています。

当然、医師による診察も検査も受けないまま処方された薬が、症状に効くとは限りません。使い方を間違えれば危険な薬もあります。

しかし、カンボジアではその歴史的背景から、国民の医療不信が根強くあり、海外から輸入されている薬に高い信頼感や依存心を抱いている印象があります。

そんなカンボジアでジャパンハートは、正しい薬の使用をていねいに繰り返し説明し、安心安全な医療を届けています。