【Blog】 喉頭鏡(こうとうきょう)のお話

今日は、喉頭鏡(こうとうきょう)という道具のお話です。

ジャパンハートこども医療センターでは、さまざまな病気の手術を行っています。
昨年より月に一度、日本の大学病院から「手術チーム」がカンボジア入りして、小児がんの手術も行うようになりました。それ以外にも咽喉(のど)の手術や脱腸など、日常的に手術をしています。

病気によっては、手術中に口から細いチューブを入れて、人工呼吸器で肺に酸素を送り込むことが必要となります。そのチューブを入れるために、絶対に必要な道具があります。
それが喉頭鏡(こうとうきょう)です。

喉頭鏡の先にはライトがついているので、暗い咽喉の奥が照らせます。肺の入口を確認できるので、患者さんに酸素を送り続けながら、安全に安定的に手術が行えます。

また、喉頭鏡の活躍の場は、手術だけではありません。
救急の場合、呼吸すらままならない状況で運ばれてくる患者さんもいます。そういう患者さんにも、この喉頭鏡を使い、チューブを入れて呼吸を助けることができます。

身体の大きさに合わせて、新生児用、小児用、大人用などそれぞれのサイズを揃えておくことが必要です。

これからも喉頭鏡を使って、子どもの手術や救急患者さんの対応が安全に実施され、一人でも多くの命を救っていきたいと思います。

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