【Blog】 子どもの手術室

今日は子どもの手術室のお話です。

手術室と聞くと、怖くて、ピリッと身が引き締まるようなイメージがあります。
大人でさえそう感じるのだから、子どもたちはもっとそう感じることでしょう。

また、手術室看護師といえば、よくドラマなどで「メス!」と言われて渡す看護師をイメージする方もおられると思います。
それも大切な仕事の1つですが、手術室看護師の仕事には「手術を受ける患者さんの不安を緩和すること」があります。

それはいったいどのようなことなのでしょうか。

ここは、ジャパンハートこども医療センターの手術室です。
扉には、こんな楽しそうな絵が書かれています。

ここは子どもたちが手術着に着替えるお部屋です。
部屋の壁は黄色で、大きな窓から外からの光も入って温かい雰囲気が部屋の中に広がっています。

手術着を着たうさぎの人形もいます。

遊びながら着替えを済ませて、いよいよ手術室に入ります。

ベッドに寝ると、お魚の絵が目に入ります。

これはイラストレーターのボランティアさんに描いていただいた作品です。
子どもたちはキラキラした目を見開いて見てくれます。

麻酔のお薬が点滴から入る時、血管を刺激するため少し痛い思いをします。
お薬が入る前から腕をさすって痛みが緩和できるようにしています。
主治医の先生がぎゅっと手を握り「スースー(がんばれ)」と声をかけながら眠っていきます。

手術が「ただ怖かった」という体験で終わらないように。
少し怖い思いもしたけれど、「あの時がんばった」と一つの成功体験になるお手伝いができればいいなと思いながら、
今日も手術室看護師として子どもたちと一緒に闘っています。