【Blog】 引き継がれていく、日本の心

今日は、カンボジア人助産師のお話です。

助産師2年目のAnatyが、新人後輩助産師たちへ「分娩監視装置」の使い方や診断方法をレクチャーしました。この機械は日本の産科では一般的ですが、カンボジアでは助産師学校を卒業していても見たことがない人がほとんどです。


(分娩監視装置とそれをとりつけた妊婦さん)

カンボジアにジャパンハート初の周産期事業を立ち上げて4年目の今、新人だったAnatyが、今や後輩を教えるようになりました。堂々とレクチャーをする彼女の姿と、一生懸命学ぼうとする新人助産師たちの真剣な横顔です。


知識や技術だけではありません。お母さんや赤ちゃんの命を守るために、医療者として患者さんに責任をもって真摯に向き合う姿勢、人の気持ちに寄り添うホスピタリティー、そういう「日本の心」をカンボジアの医療に届けたいと思っています。

国の平均年齢が25歳と言われ、妊娠出産する女性が多いカンボジアで、いかに必要とされている存在か、彼女たちの力でどれだけ多くの命を救うことができるか、そしてなにより助産師という仕事の楽しさや素晴らしさを伝え、誇りをもって働いて欲しい。

日本人助産師が伝えたことが、今度はカンボジア人助産師同士で引き継がれていく様を見られる事に、幸せとやりがいを心から感じます。
そんな思いをもちながら、今日も一緒に彼女たちと成長していきます。