【Blog】 救急カートくんのお話

今日は「救急カートくん」のお話です。

患者さんの呼吸を助けるための道具や、重症な患者さんに使うお薬などが入っている救急カート。急変した患者さんをすぐ助けるためにも、救急カートは欠かせない存在です。私たちは親しみを込めて、「救急カートくん」と呼んでいます。

以前、交通事故で運ばれてきた患者さんがいました。頭から血が出ていて、声をかけても目が開けられません。病院に来てすぐに息が弱くなり、呼吸に異常がでてきました。こうなると、救急カートくんの本領発揮です。

道具や薬だけでなく、酸素ボンベや心電図モニターなど、緊急時に必要なものが一式置ける構造の救急カートくん、足のカートを滑らせて、すぐに患者さんのベッドサイドへと向かいます。物品を取りに行く時間や人手が割かれることなく、取り違いや運び忘れも防げるので、医療者も落ち着いて緊急対応にあたれます。

今回もカートの中に用意してある薬を使ってすぐに手当をしました。
患者さんは詳しい検査や治療のために、大きな病院に転院となりましたが、
「ここでできる治療はすべてしてほしい」という家族の希望は、救急カートくんのおかげで叶えることができました。

今年一月にいただいた寄付によって、新しい救急カートくんが病院に届きました。
これからもいつどんな患者さんが来ても助けられるように準備をしていきます。
今後、カンボジアでより多くの小児がんの治療を実現するために、救急カートくんの活躍の場も一層増えていく予定です。

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